<メッセージの紹介>
マタイ6章に入ってからイエス様は、当時の律法学者やパリサイ人たちが「見せかけだけの善行」をしていたことを注意しておられます(①1-4節では施し、②5-8節では祈り、③16-18節では断食について)。今回、私たちが学んでいくみことばは、その3つ目である「断食」に関する部分です。

現代の私たちは「断食」と聞くと、ダイエットや健康法の一種だと考えてしまうかも知れませんが、2000年前のユダヤでは「立派な善行」であり、また、宗教活動でありました。実は、聖書を観察してみますと、当時のパリサイ人たちは週に2度も断食をしていたようです。でも、そういった断食の、聖書的根拠はどこにあるのでしょう?

また、現代の私たちは断食について、どのように考えるべきでしょう?私たちが聖書時代の断食から教えられることは、何かあるでしょうか?実は、私たちは今、「断食をするかどうか?」よりも、もっと重要なことがあると考えます。いえ、こんな現代だからこそ、私たちが見失ってしまいがちが大切なことがあるのです。どうか、このメッセージを聞いてみてください。私たちは、聖書のみことばを説き明かすことで、皆様の霊的成長に貢献したいと願っています。

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<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:善行(今回は断食)に関するイエス様の教えとは?
4:04 Ⅰ・間違った動機の断食!(16節)
5:23 ①当時のパリサイ人たちの断食の様子!
12:03 ②間違った断食に対する、イエス様からの警告!
16:03 Ⅱ・断食の意味!(レビ記16章29節、23章27節)
16:23 ①断食に関する命令!
21:24 ②正しい断食、あるべき断食!
26:43 Ⅲ・断食に関連した、イエス様からの勧め!(17-18節)
27:32 ①人に見せるために、断食をするな!
33:28 ②現代における、断食の考え方
36:31 <励ましの言葉>
42:55 メッセージ終了

●聖書個所(新改訳第三版):マタイの福音書6章16-18節
16 断食するときには、偽善者たちのようにやつれた顔つきをしてはいけません。彼らは、断食していることが人に見えるようにと、その顔をやつすのです。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。
17 しかし、あなたが断食するときには、自分の頭に油を塗り、顔を洗いなさい。
18 それは、断食していることが、人には見られないで、隠れた所におられるあなたの父に見られるためです。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が報いてくださいます。