＜メッセージの紹介＞
今回のみことばは、非常に有名なみことばです。でも、ここのみことばから、一部の教会では、「私たちクリスチャンが諦めることなく、祈り続けさえすれば、神は、その願いをかなえてくださる！」というような教えをされる場合があります。確かに、ここのみことばを、その前後から切り離して解釈すると、そう思えるでしょう。しかし、聖書のみことばは、どこのみことばであっても、その前後（＝文脈）から切り離して解釈すべきではありません。
ここの直前のみことばで、イエス様は「パリサイ人たちのような間違った裁きをしてはいけません！そうではなく、ちゃんと自分自身の問題を取り除いた上で、あなたは兄弟の目にあるチリを取り除いてやりなさい！」という趣旨のことを教えてくださいました。つまりは「人を指導してあげられるような、成熟した信仰者になっていきなさい」ということです。
今日のみことばも、そのような文脈の中で解釈しなければいけません。ここでイエス様が教えてくださったことは、「どんな願いでもかなう」ということではなくて、「もしも、あなたが自分の成長について諦めずに願い続けるなら、神は、あなたを成長させてくださる！」ということです。もしも私たちが本気で願うなら、神は私たちのことを間違いなく成長させてくださいます！要は、あなたが、それを真剣に願うかどうか、ではないでしょうか？
確かに、第Ⅰコリント３章のみことばが教えてくれているように「私たちのことを成長させてくださるのは神」です。しかし、神は、すべてのクリスチャンたちを成長させようとしておられます。それでも、成長する・成長しないという差が生じるのは、その人自身に責任の一端があるのではないでしょうか？もし、こういったことにご興味がありましたら、どうぞ、このメッセージを聞いてみてください。私たちは、聖書のみことばを説き明かすことで、皆様の霊的成長に貢献したいと願っています。
＃八田西キリスト教会 ＃土井義広 ＃マタイの福音書 ＃山上の説教 ＃山上の垂訓 ＃クリスチャンの成長 ＃クリスチャンの成熟 ＃みことばの実践 ＃さばき ＃そのままで良い ＃そのままを受け入れる ＃間違いを指摘する ＃間違いを正す ＃人を導く ＃忍耐 ＃祈り ＃現在命令法 ＃ルーベントーレー ＃祈りの条件 ＃祈りがきかれるために ＃主イエスの御名によって ＃願わない ＃悪い動機 ＃自分のため
＜メッセージ動画の構成とタイムライン＞
注意：ポイントの２と３は、次主日に学びます。
0:00 導入＆命題：主にあって、正しく成長していくために必要なこととは？
4:00 Ⅰ・忍耐をもって、神に祈り続ける！（7-8節）
◆祈りが、神によってきかれる条件
18:13 ①あなたが、神様によって救われている！
27:55 ②継続して、あきらめずに祈り続ける！
32:47 ③正しい動機で祈る！
34:35 ④神様に従順であり続ける！
36:20 ⑤神様のみこころを求め、従っていく！
39:00 ＜励ましの言葉＞
43:01 メッセージ終了
●聖書個所（新改訳第三版）：マタイの福音書7章7-12節
7 求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
8 だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
9 あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、だれが石を与えるでしょう。
10 また、子が魚を下さいと言うのに、だれが蛇を与えるでしょう。
11 してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。
12 それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。これが律法であり預言者です。
