<メッセージの紹介>
前回から4回シリーズで、マタイ6章19節以降に記されてある「イエス様が与えてくださった警告」について学んでいます(今回は2回目)。それまで、イエス様は、当時の律法学者やパリサイ人たちの間違いについて分かりやすく教えてくださっていましたが、6章後半では、本当に救われた者たちが優先すべき事柄やあるべき生き方について教えてくださっています。

第2回目となる、この日は「あなたの主人は誰ですか?」ということについて学びました。と言いますのは、ここで言われている『主人』というのは、雇い主のことではなく、奴隷に対するご主人様のことであって、決して、生半可な従順(「仕える」ということ)について教えられているのではないからです。

ここのみことばでもイエス様が教えてくださっているように、私たちは2人のご主人様を持つことはできません。私たちは、造り主なる真の神に仕えるか、あるいは、富や財産、また、罪や自分自身の欲望などに仕えるのかを選択しています(ローマ書6章の『罪の奴隷』という表現)。しかし、真の神以外のものに仕えた結果は、恐ろしいものです。

ひょっとしたら、私たちは「サンデー・クリスチャン」に成り下がってしまって、日曜日だけは主なる神様に仕えて(見せかけて?)、あとの平日は、神以外のものに仕えてしまってはいないでしょうか?もしも、そうなら、それは聖書の教える「本物の信仰」ではありません。どうか、今一度、この聖書のみことばが教えてくれる「本物の信仰」に立ち返っていただきたいと思います。私たちは、聖書のみことばを説き明かすことで、皆様の霊的成長に貢献したいと願っています。

#八田西キリスト教会 #土井義広 #マタイの福音書 #山上の説教 #山上の垂訓 #間違った教え #本当の信仰 #本当の従順 #目の焦点 #一意専心 #本当の主人 #本物の主人

<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:イエス様からの警告、本当の心の状態について…
2:16 Ⅰ・正しい場所!=地上ではなく、天に向いているかどうか?(19-21節)
6:49 Ⅱ・正しい目標!=健全な状態であるか?(22-23節)
8:05 ・『目』が持っている働き!
12:33 ・私たちの「心の目」で、真理を見極めることの大切さ
24:34 Ⅲ・正しい主人!=富ではなく、神に仕えているか?(24節)
25:23 ・当時の奴隷たちの状況
33:01 ・私たちが、真に仕えるべき存在とは?
36:44 <励ましの言葉>
40:14 メッセージ終了

●聖書個所(新改訳第三版):マタイの福音書6章19-34節
19 自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。
20 自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。
21 あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。
22 からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、
23 もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう。
24 だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。
25 だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。いのちは食べ物よりたいせつなもの、からだは着物よりたいせつなものではありませんか。
26 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。
27 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。
28 なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。
29 しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。
30 きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。
31 そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。
32 こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
33 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
34 だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。