<メッセージの紹介>
神は、使徒パウロを「異邦人たちへの選びの器」とされて、福音のメッセージを宣べ伝える者として用いられました。今回のメッセージでは、そのパウロが語った説教に目を留めて、パウロが実際に行なった伝道方法について学んでいきましょう。

かつて信仰熱心ではあったが、その方向性を間違っていたパウロは、イエス・キリストを信じるクリスチャンたちを迫害する者であり、また、あのステパノが殺されることに賛成するような者でありました。しかし、神の不思議な御導きによって、主イエス・キリストを信じ、その信仰によって大きく変えられたパウロの伝道は、以前のものとは、これまた大きく違っておりました。

私たちも、パウロの宣教について記されてある聖書のみことばから学んで、神様に喜ばれる宣教を身につけていきましょう。また、神が私たちに託された責任についても、ご一緒に学んでいきたいと思います。もしも、ご興味のある方がおられましたら、このメッセージを聞いてみてください。

※この日の礼拝は「信徒メッセージ」として、当教会の執事(幸島章介兄)が礼拝メッセージを担当しました。そのため、メッセージの原稿は公開できませんので、ご了承ください。

#八田西キリスト教会 #幸島章介 #使徒の働き #ギリシヤ #アテネ #アレオパゴス #宣教方法 #伝道方法 #悔い改め #偶像 #真の神 #求めなさい #知られない神 #神は私たちと離れておられない #高慢

<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:パウロが実際に行なった宣教から学びましょう!
4:01 Ⅰ・信仰によって変えられたパウロ
22:13 Ⅱ・真の神様とは?
30:16 Ⅲ・説教者自身の証し
36:55 Ⅳ・福音を聞いた者たちの3種類の反応
41:55 <励ましの言葉>
46:35 メッセージ終了

●聖書個所(新改訳第三版):使徒の働き17章16-34節
16 さて、アテネでふたりを待っていたパウロは、町が偶像でいっぱいなのを見て、心に憤りを感じた。
17 そこでパウロは、会堂ではユダヤ人や神を敬う人たちと論じ、広場では毎日そこに居合わせた人たちと論じた。
18 エピクロス派とストア派の哲学者たちも幾人かいて、パウロと論じ合っていたが、その中のある者たちは、「このおしゃべりは、何を言うつもりなのか」と言い、ほかの者たちは、「彼は外国の神々を伝えているらしい」と言った。パウロがイエスと復活とを宣べ伝えたからである。
19 そこで彼らは、パウロをアレオパゴスに連れて行ってこう言った。「あなたの語っているその新しい教えがどんなものであるか、知らせていただけませんか。
20 私たちにとっては珍しいことを聞かせてくださるので、それがいったいどんなものか、私たちは知りたいのです。」
21 アテネ人も、そこに住む外国人もみな、何か耳新しいことを話したり、聞いたりすることだけで、日を過ごしていた。
22 そこでパウロは、アレオパゴスの真ん中に立って言った。「アテネの人たち。あらゆる点から見て、私はあなたがたを宗教心にあつい方々だと見ております。
23 私が道を通りながら、あなたがたの拝むものをよく見ているうちに、『知られない神に』と刻まれた祭壇があるのを見つけました。そこで、あなたがたが知らずに拝んでいるものを、教えましょう。
24 この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません。
25 また、何かに不自由なことでもあるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません。神は、すべての人に、いのちと息と万物とをお与えになった方だからです。
26 神は、ひとりの人からすべての国の人々を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、その住まいの境界とをお定めになりました。
27 これは、神を求めさせるためであって、もし探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともあるのです。確かに、神は、私たちひとりひとりから遠く離れてはおられません。
28 私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。あなたがたのある詩人たちも、『私たちもまたその子孫である』と言ったとおりです。
29 そのように私たちは神の子孫ですから、神を、人間の技術や工夫で造った金や銀や石などの像と同じものと考えてはいけません。
30 神は、そのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今は、どこででもすべての人に悔い改めを命じておられます。
31 なぜなら、神は、お立てになったひとりの人により義をもってこの世界をさばくため、日を決めておられるからです。そして、その方を死者の中からよみがえらせることによって、このことの確証をすべての人にお与えになったのです。」
32 死者の復活のことを聞くと、ある者たちはあざ笑い、ほかの者たちは、「このことについては、またいつか聞くことにしよう」と言った。
33 こうして、パウロは彼らの中から出て行った。
34 しかし、彼につき従って信仰に入った人たちもいた。それは、アレオパゴスの裁判官デオヌシオ、ダマリスという女、その他の人々であった。