<メッセージの紹介>
この前週とこの日は、「教会戒規(きょうかいかいき)」について学びました。まず、1週目であるこの前週では、「なぜ、神の愛を説くべき教会が、同じ主にある兄弟姉妹を裁くのか?」というような、言わば、「教会戒規の必要性」について学びました。

そして、2週目となるこの日の聖書個所は、マタイの福音書18章12-35節のみことばでした。そこから、私たちは、「教会戒規の最終段階とは、どのようなものなのか?」あるいは、「教会戒規の目的」について学びました。

実は、こういったような「教会戒規」に関する教えは、間違いなく、イエス様が語ってくださったものであり、なおかつ、聖書全体も教えてくれているにも関わらず、現代にあっては、あまり多くの教会では語られていません。そのため、多くのクリスチャンが「教会戒規」について知らず、ひょっとしたら、「間違った教会戒規」を行なってしまっているかも知れません。

私たちが願いますことは、このメッセージを聞いてくださった皆さんが、教会戒規について、正しい理解を持ってくださって、ますます、神様のみこころに沿ったカウンセリングや罪の赦しが実践されていくことです。どうか、このメッセージをお聞きになってください。

※メッセージの原稿は、この動画が公開されてから1週間ほどで、八田西キリスト教会のHP内で公開する予定です。

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<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:教会戒規が向かうべき、最終的なゴールとは?
1:26 Ⅰ・イエス様が教えられた、教会戒規のステップ!(15-20節)
3:00 ・教会戒規の終了とは?
5:32 ・私たちに対する、神のみこころとは?
11:09 Ⅱ・教会戒規が語られた、直前の教え!(12-14節)
12:15 ・ここでの、1番の主張とは?
17:09 ・Ⅰコリント5章で、パウロが語った「教会戒規の目的」とは?
25:26 Ⅲ・教会戒規が語られた、直後の出来事!(21-35節)
27:52 ・ペテロは、赦し(の程度)について尋ねた!
33:39 ・他のみことばも、赦すべきことを教えてくれている!
36:55 <励ましの言葉>
42:44 メッセージ終了

●聖書個所(新改訳第三版):マタイの福音書18章12-35節
12 あなたがたはどう思いますか。もし、だれかが百匹の羊を持っていて、そのうちの一匹が迷い出たとしたら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。
13 そして、もし、いたとなれば、まことに、あなたがたに告げます。その人は迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜ぶのです。
14 このように、この小さい者たちのひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではありません。
15 また、もし、あなたの兄弟が罪を犯したなら、行って、ふたりだけのところで責めなさい。もし聞き入れたら、あなたは兄弟を得たのです。
16 もし聞き入れないなら、ほかにひとりかふたりをいっしょに連れて行きなさい。ふたりか三人の証人の口によって、すべての事実が確認されるためです。
17 それでもなお、言うことを聞き入れようとしないなら、教会に告げなさい。教会の言うことさえも聞こうとしないなら、彼を異邦人か取税人のように扱いなさい。
18 まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。
19 まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。
20 ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」
21 そのとき、ペテロがみもとに来て言った。「主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何度まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか。」
22 イエスは言われた。「七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います。
23 このことから、天の御国は、地上の王にたとえることができます。王はそのしもべたちと清算をしたいと思った。
24 清算が始まると、まず一万タラントの借りのあるしもべが、王のところに連れて来られた。
25 しかし、彼は返済することができなかったので、その主人は彼に、自分も妻子も持ち物全部も売って返済するように命じた。
26 それで、このしもべは、主人の前にひれ伏して、『どうかご猶予ください。そうすれば全部お払いいたします』と言った。
27 しもべの主人は、かわいそうに思って、彼を赦し、借金を免除してやった。
28 ところが、そのしもべは、出て行くと、同じしもべ仲間で、彼から百デナリの借りのある者に出会った。彼はその人をつかまえ、首を絞めて、『借金を返せ』と言った。
29 彼の仲間は、ひれ伏して、『もう少し待ってくれ。そうしたら返すから』と言って頼んだ。
30 しかし彼は承知せず、連れて行って、借金を返すまで牢に投げ入れた。
31 彼の仲間たちは事の成り行きを見て、非常に悲しみ、行って、その一部始終を主人に話した。
32 そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『悪いやつだ。おまえがあんなに頼んだからこそ借金全部を赦してやったのだ。
33 私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか。』
34 こうして、主人は怒って、借金を全部返すまで、彼を獄吏に引き渡した。
35 あなたがたもそれぞれ、心から兄弟を赦さないなら、天のわたしの父も、あなたがたに、このようになさるのです。」