<メッセージの紹介>
この日は「信徒メッセージ」ということで、当教会の幸島執事が礼拝メッセージを担当してくださいました。幸島執事は、あのダビデ王が犯した大罪のエピソードを分かりやすく、また、鋭く説き明かしてくださいました。 問1「人は、如何にして、大きな罪を犯し得るのか?」また、問2「人は、どのような時に罪を犯しやすいのか?」そして、問3「どうすれば、私たちは罪を犯しにくくなるのか?」という大事なテーマをみことばから説明してくださいました。

まず、問1「人は、如何にして、大きな罪を犯し得るのか?」という問いに関して、私たち人間には「神様が与えてくださった、善悪を判断するための良心」というものが存在します。しかし、この良心は完全ではありません。もしも、私たちが良心を無視して歩み続けるなら、私たちは、いくらでも、大きな罪を犯してしまうのです。

そして、問2「人は、どのような時に罪を犯しやすいのか?」ということに関して、ひょっとしたら、私たちは、何か試練にあっている時、病や困難な状況にある時に罪を犯しやすいと思ってしまっているかも知れませんが、聖書を見ると、そうではありません。私たちは、自分の人生が順調な時、上手くいっていると思っている時にこそ、罪を犯しやすいのです。

最後の問いに関しては、ぜひ、このメッセージを視聴して、ご確認ください。私たちは、神様のみことばを伝えることで、皆さんがますます、聖書の真理を知ることができるようになり、霊的に成長していってくださることを願っています。

#八田西キリスト教会 #幸島章介 #旧約聖書 #サムエル記 #ダビデ #バテシェバ #姦淫 #殺人 #不倫 #良心の麻痺 #高ぶり #高慢 #ウリヤ #預言者ナタン #ヨアブ #他人の罪 #他人に厳しい #自分に甘い #DavidYu

<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:ダビデ王が犯してしまった過ちについて
7:04 Ⅰ・ダビデが犯した姦淫の罪!(1-5節)
15:12 Ⅱ・ダビデが犯してしまった、さらに大きな罪!(6-27節)
26:27 Ⅲ・ナタンによる指摘と、ダビデの悔い改め!(Ⅱサムエル記12章)
34:20 <励ましの言葉>
43:10 メッセージ終了

●聖書個所(新改訳第三版):第2サムエル記11章1-27節
1 年が改まり、王たちが出陣するころ、ダビデは、ヨアブと自分の家来たちとイスラエルの全軍とを戦いに出した。彼らはアモン人を滅ぼし、ラバを包囲した。しかしダビデはエルサレムにとどまっていた。
2 ある夕暮れ時、ダビデは床から起き上がり、王宮の屋上を歩いていると、ひとりの女が、からだを洗っているのが屋上から見えた。その女は非常に美しかった。
3 ダビデは人をやって、その女について調べたところ、「あれはヘテ人ウリヤの妻で、エリアムの娘バテ・シェバではありませんか」との報告を受けた。
4 ダビデは使いの者をやって、その女を召し入れた。女が彼のところに来たので、彼はその女と寝た。──その女は月のものの汚れをきよめていた──それから女は自分の家へ帰った。
5 女はみごもったので、ダビデに人をやって、告げて言った。「私はみごもりました。」
6 ダビデはヨアブのところに人をやって、「ヘテ人ウリヤを私のところに送れ」と言わせた。それでヨアブはウリヤをダビデのところに送った。
7 ウリヤが彼のところに入って来ると、ダビデは、ヨアブは無事でいるか、兵士たちも変わりないか、戦いもうまくいっているか、と尋ねた。
8 それからダビデはウリヤに言った。「家に帰って、あなたの足を洗いなさい。」ウリヤが王宮から出て行くと、王からの贈り物が彼のあとに続いた。
9 しかしウリヤは、王宮の門のあたりで、自分の主君の家来たちみなといっしょに眠り、自分の家には帰らなかった。
10 ダビデは、ウリヤが自分の家には帰らなかった、という知らせを聞いて、ウリヤに言った。「あなたは遠征して来たのではないか。なぜ、自分の家に帰らなかったのか。」
11 ウリヤはダビデに言った。「神の箱も、イスラエルも、ユダも仮庵に住み、私の主人ヨアブも、私の主人の家来たちも戦場で野営しています。それなのに、私だけが家に帰り、飲み食いして、妻と寝ることができましょうか。あなたの前に、あなたのたましいの前に誓います。私は決してそのようなことをいたしません。」
12 ダビデはウリヤに言った。「では、きょうもここにとどまるがよい。あすになったらあなたを送り出そう。」それでウリヤはその日と翌日エルサレムにとどまることになった。
13 ダビデは彼を招いて、自分の前で食べたり飲んだりさせ、彼を酔わせた。夕方、ウリヤは出て行って、自分の主君の家来たちといっしょに自分の寝床で寝た。そして自分の家には行かなかった。
14 朝になって、ダビデはヨアブに手紙を書き、ウリヤに持たせた。
15 その手紙にはこう書かれてあった。「ウリヤを激戦の真っ正面に出し、彼を残してあなたがたは退き、彼が打たれて死ぬようにせよ。」
16 ヨアブは町を見張っていたので、その町の力ある者たちがいると知っていた場所に、ウリヤを配置した。
17 その町の者が出て来てヨアブと戦ったとき、民のうちダビデの家来たちが倒れ、ヘテ人ウリヤも戦死した。
18 そこでヨアブは、使いを送って戦いの一部始終をダビデに報告するとき、
19 使者に命じて言った。「戦いの一部始終を王に報告し終わったとき、
20 もし王が怒りを発して、おまえに『なぜ、あなたがたはそんなに町に近づいて戦ったのか。城壁の上から彼らが射かけてくるのを知らなかったのか。
21 エルベシェテの子アビメレクを打ち殺したのはだれであったか。ひとりの女が城壁の上からひき臼の上石を投げつけて、テベツで彼を殺したのではなかったか。なぜ、そんなに城壁に近づいたのか』と言われたら、『あなたの家来、ヘテ人ウリヤも死にました』と言いなさい。」
22 こうして使者は出かけ、ダビデのところに来て、ヨアブの伝言をすべて伝えた。
23 使者はダビデに言った。「敵は私たちより優勢で、私たちに向かって野に出て来ましたが、私たちは門の入口まで彼らを攻めて行きました。
24 すると城壁の上から射手たちが、あなたの家来たちに矢を射かけ、王の家来たちが死に、あなたの家来、ヘテ人ウリヤも死にました。」
25 ダビデは使者に言った。「あなたはヨアブにこう言わなければならない。『このことで心配するな。剣はこちらの者も、あちらの者も滅ぼすものだ。あなたは町をいっそう激しく攻撃して、それを全滅せよ。』あなたは、彼を力づけなさい。」
26 ウリヤの妻は、夫ウリヤが死んだことを聞いて、夫のためにいたみ悲しんだ。
27 喪が明けると、ダビデは人をやり、彼女を自分の家に迎え入れた。彼女は彼の妻となり、男の子を産んだ。しかし、ダビデの行ったことは【主】のみこころをそこなった。