<メッセージの紹介>
ここ34節bのみことばで、イエス様は『決して誓ってはいけません。』とおっしゃっておられます。しかし、現代でも、多くの教会で結婚式を行なう時、新郎新婦が誓ってはいないでしょうか?実は、私たちの教会を始め、多くのキリスト教会が誓うことを禁じてはいません。

では、一体なぜ、イエス様は『決して誓ってはいけません。』などとおっしゃられたのでしょうか?実は、聖書のみことばを正しく解釈するのには、そこのみことばだけを取り出して解釈すべきではありません。もし、そこのみことばだけを取り出して解釈してしまうと、私たちは間違った聖書理解をしてしまうでしょう。聖書のみことばを正しく解釈するためには、①全体の文脈を見たり、②話しの流れや意図を掴んだり、③鍵となる言葉を見つけ出すことが必要であったりします。

そこで、今回は、「誓いに関する神様のみこころ」を考えてみました。恐らく、このメッセージを聞いてくださったら、あなたも、聖書が誓いを禁じてはいないこと、また、イエス様が『決して誓ってはいけません』とおっしゃられた意図、また、ここのみことばを通して、イエス様が誓いよりも重要なことを教えてくださっていることなどを分かってくださると思います。どうぞ、このメッセージをお聞きください。

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※お詫びと訂正 このビデオの12:33頃で、「民数記の5章19節以降…」と言うべきところを、「申命記の5章19節以降…」と言ってしまっています。お詫びして、訂正させていただきます。

<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:誓い(=言葉や生き方)に関する神のみこころとは?
6:57 Ⅰ・そもそも、誓いとは、どのようなものなのでしょう?
7:24 ・一般的に考えられている「誓い」とは?
10:03 ・聖書は「誓い」を禁じているか?
13:48 Ⅱ・当時の、誓いに関するガイドラインとは?(33-36節)
15:10 ・パリサイ人たちの教えの根拠と、その問題点
25:09 ・イエス様の解釈(=勧め)
30:43 Ⅲ・イエス様の勧め=言葉にも、行ないにも、誠実であれ!(37節)
31:15 ・真実のみを語るべきである!
36:19 ・言葉と行ないとを、分けることができるでしょうか?
39:15 <励ましの言葉>
42:39 メッセージ終了

●聖書個所(新改訳第三版):マタイの福音書5章33-37節
33 さらにまた、昔の人々に、『偽りの誓いを立ててはならない。あなたの誓ったことを主に果たせ』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。
34 しかし、わたしはあなたがたに言います。決して誓ってはいけません。すなわち、天をさして誓ってはいけません。そこは神の御座だからです。
35 地をさして誓ってもいけません。そこは神の足台だからです。エルサレムをさして誓ってもいけません。そこは偉大な王の都だからです。
36 あなたの頭をさして誓ってもいけません。あなたは、一本の髪の毛すら、白くも黒くもできないからです。
37 だから、あなたがたは、『はい』は『はい』、『いいえ』は『いいえ』とだけ言いなさい。それ以上のことは悪いことです。