<メッセージの紹介>
当教会では2025年初めから「ルカの福音書」を講解説教として学び進めてきておりますが、この日はルカ6章に記されてある、イエス・キリストが「山上の説教」(マタイ5-7章)に似た説教をされた時のみことばから学びました。

その説教の中で、イエス様は『さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。』というようなことをおっしゃられました。これは、「山上の説教」でも同じようなことが語られてある内容です。

でも、私たちが考えたいのは、本当に、イエス様がすべての裁くことを禁じられたのか?ということです。と言いますのは、イエス様ご自身が『正しいさばきをしなさい』と命じられているみことばもあるからです。また、別のみことばでは、使徒パウロが罪を犯した者を裁き、教会にも、同様のことをしなさい(=裁きなさい)と教えている個所もあります。これらのみことばを、私たちはどう考えるべきでしょうか?もしも、あなたが、こういったことにご興味や関心があれば、このメッセージを聞いてみてください。私たちは、聖書のみことばを説き明かすことで、皆さんの霊的成長に貢献したいと願っております。

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<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:人を評価することに関する、イエス様の教えとは?
2:34 Ⅰ・軽々しく、人を裁くことをやめよ!(37-38節)
4:40 ●本当に、みことばは「人を裁く」ことすべてを禁じているのか?
10:38 ●ここで言われていることの本当の意味
20:53 Ⅱ・正しく、物事を評価できる者となれ!(39-40節)
22:13 ●ここのたとえが教えてくれていること
24:10 ●正しく評価できる者となるために…
33:30 Ⅲ・人を裁くよりも前に、まず、自分自身を戒めよ!(41-42節)
35:04 ●私たち人間の持つ弱さ!
42:32 ●救われた私たちが、なすべき「裁き」とは?
47:09 <励ましの言葉>
50:30 メッセージ終了

◆聖書個所(新改訳第三版):ルカの福音書6章37-42節
37 さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。
38 与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」
39 イエスはまた一つのたとえを話された。「いったい、盲人に盲人の手引きができるでしょうか。ふたりとも穴に落ち込まないでしょうか。
40 弟子は師以上には出られません。しかし十分訓練を受けた者はみな、自分の師ぐらいにはなるのです。
41 あなたは、兄弟の目にあるちりが見えながら、どうして自分の目にある梁には気がつかないのですか。
42 自分の目にある梁が見えずに、どうして兄弟に、『兄弟。あなたの目のちりを取らせてください』と言えますか。偽善者たち。まず自分の目から梁を取りのけなさい。そうしてこそ、兄弟の目のちりがはっきり見えて、取りのけることができるのです。