<メッセージの紹介>
この日は「信徒メッセージ」ということで、当教会の本庄執事が礼拝メッセージを担当してくださいました。本庄執事は、私たちクリスチャンが誇るべきものと、実際に、自分の弱さを認め、神様にすべてを委ねたヨシャパテ王の実例を挙げて、聖書のみことばを説き明かしてくださいました。

あなたは何を誇っておられますか?いえ、果たして、私たちに何か誇れるようなものがあるでしょうか?例えば、パウロは、『もしどうしても誇る必要があるなら、私は自分の弱さを誇ります。』(Ⅱコリント11章)ということを証ししてくれています。聖書を見ると、パウロという人物がいかに秀でた人物であったか、また、大きな影響を与えた人物であるかが分かります。しかし、そんなパウロが言うのです、「私は自分の弱さを誇ります。なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです」と。

この日の礼拝では、紀元前9世紀、南王国のユダを治めていたヨシャパテが、戦で大変な危機に陥った時、どのような選択をして、主の御名のために用いられたか?そこから、私たちクリスチャンが学ぶべき点は何か?ということに焦点を当てて、みことばを見ていきます。私たちは、神様のみことばを伝えることで、皆さんがますます、聖書の真理を知ることができるようになり、霊的に成長していってくださることを願っています。

#八田西キリスト教会 #本庄潔 #旧約聖書 #第Ⅱ歴代誌 #ヨシャパテ #誇れるもの #祈り #礼拝 #賛美 #サタンの惑わし #悪魔の惑わし

<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:第Ⅱ歴代誌20章に記されてある内容
11:41 ①ヨシャパテ王は、神を第一として、神の栄光を現わしていた。
13:31 ②ヨシャパテ王は、自分の弱さを認めるしかなかった。
16:18 ③ヨシャパテ王は、人間の策を講じるのではなく、主に助けを求め、祈った。
23:16 ④民たちに、神の愛と恵みの約束が与えられた。
29:59 ⑤民たち全員が、神の約束を疑わずに信じた。
33:19 ⑥民たちが、喜びの声、賛美の声をあげた。
41:27 ⑦神が私たちの味方であるなら、誰が私たちに敵対できるでしょう
44:49 <励ましの言葉>
46:34 メッセージ終了

●聖書個所(新改訳第三版):第2コリント人への手紙11章30節
30 もしどうしても誇る必要があるなら、私は自分の弱さを誇ります。

●聖書個所(新改訳第三版):第2歴代誌20章1-29節
1 この後、モアブ人とアモン人、および彼らに合流したアモン人の一部が、ヨシャパテと戦おうとして攻めて来た。
2 そこで、人々は来て、ヨシャパテに告げて言った。「海の向こうのアラムからおびただしい大軍があなたに向かって攻めて来ました。早くも、彼らはハツァツォン・タマル、すなわちエン・ゲディに来ています。」
3 ヨシャパテは恐れて、ただひたすら【主】に求め、ユダ全国に断食を布告した。
4 ユダの人々は集まって来て、【主】の助けを求めた。すなわち、ユダのすべての町々から人々が出て来て、【主】を求めた。
5 ヨシャパテは、【主】の宮にある新しい庭の前で、ユダとエルサレムの集団の中に立って、
6 言った。「私たちの父祖の神、【主】よ。あなたは天におられる神であり、また、あなたはすべての異邦の王国を支配なさる方ではありませんか。あなたの御手には力があり、勢いがあります。だれも、あなたと対抗してもちこたえうる者はありません。
7 私たちの神よ。あなたはこの地の住民をあなたの民イスラエルの前から追い払い、これをとこしえにあなたの友アブラハムのすえに賜ったのではありませんか。
8 彼らはそこに住み、あなたのため、御名のために、そこに聖所を建てて言いました。
9 『もし、剣、さばき、疫病、ききんなどのわざわいが私たちに襲うようなことがあれば、私たちはこの宮の前、すなわち、あなたの御前に立って──あなたの御名はこの宮にあるからです──私たちの苦難の中から、あなたに呼ばわります。そのときには、あなたは聞いてお救いくださいます。』
10 ところが今、アモン人とモアブ人、およびセイル山の人々をご覧ください。この者たちは、イスラエルがエジプトの地を出て来たとき、イスラエルがそこに侵入することをあなたがお許しにならなかった者たちです。事実、イスラエルは彼らから離れ去り、これを根絶やしにすることはしませんでした。
11 ご覧ください。彼らが私たちにしようとしていることを。彼らは、あなたが私たちに得させてくださったあなたの所有地から私たちを追い払おうとして来ました。
12 私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」
13 ユダの人々は全員【主】の前に立っていた。彼らの幼子たち、妻たち、子どもたちも共にいた。
14 ときに、【主】の霊が集団の中で、アサフ族の出のレビ人ヤハジエルの上に臨んだ。彼はマタヌヤの子エイエルの子ベナヤの子ゼカリヤの子である。
15 彼は言った。「ユダのすべての人々とエルサレムの住民およびヨシャパテ王よ。よく聞きなさい。【主】はあなたがたにこう仰せられます。『あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。
16 あす、彼らのところに攻め下れ。見よ。彼らはツィツの上り道から上って来る。あなたがたはエルエルの荒野の前の谷のはずれで、彼らに会う。
17 この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる【主】の救いを見よ。ユダおよびエルサレムよ。恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。【主】はあなたがたとともにいる。』」
18 それで、ヨシャパテは地にひれ伏した。ユダのすべての人々とエルサレムの住民も【主】の前にひれ伏して【主】を礼拝し、
19 ケハテ族、コラ族のレビ人たちが立ち上がり、大声を張り上げてイスラエルの神、【主】を賛美した。
20 こうして、彼らは翌朝早く、テコアの荒野へ出陣した。出陣のとき、ヨシャパテは立ち上がって言った。「ユダおよびエルサレムの住民よ。私の言うことを聞きなさい。あなたがたの神、【主】を信じ、忠誠を示しなさい。その預言者を信じ、勝利を得なさい。」
21 それから、彼は民と相談し、【主】に向かって歌う者たち、聖なる飾り物を着けて賛美する者たちを任命した。彼らが武装した者の前に出て行って、こう歌うためであった。「【主】に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」
22 彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、【主】は伏兵を設けて、ユダに攻めて来たアモン人、モアブ人、セイル山の人々を襲わせたので、彼らは打ち負かされた。
23 アモン人とモアブ人はセイル山の住民に立ち向かい、これを聖絶し、根絶やしにしたが、セイルの住民を全滅させると、互いに力を出して滅ぼし合った。
24 ユダが荒野に面した物見の塔に上ってその大軍のほうを見渡すと、なんと、死体が野にころがっている。のがれた者はひとりもない。
25 ヨシャパテとその民が分捕りをしに行くと、その所に、武具、死体、高価な器具を数多く見つけたので、これを負いきれないほど、はぎ取って、自分のものとした。あまりにも多かったので、彼らはその分捕りに三日かかった。
26 四日目に、彼らはベラカの谷に集まり、その所で【主】をほめたたえた。それゆえ、人々はその所の名をベラカの谷と呼んだ。今日もそうである。
27 それから、ユダとエルサレムの人々はひとり残らず、ヨシャパテを先頭にして、喜びのうちにエルサレムに凱旋した。【主】が彼らに、その敵のことについて喜びを与えられたからである。
28 彼らは、十弦の琴、立琴、ラッパを携えてエルサレムに入り、【主】の宮に行った。
29 地のすべての王国が、【主】はイスラエルの敵と戦われたということを聞いたとき、神の恐れが彼らの上に臨んだ。