<メッセージの紹介>
私たちが、あのイエス・キリストを模範として生きていくためには、「イエス様が持っておられた優先順位」を知ることが重要です。果たして、イエス様は、どのような優先順位を持っておられたでしょう?ここのみことばからは、①行ないと動機、②肉体の休息と祈り、③肉体の癒しとたましいの救い、④感情と聖書のみことば、という比較を見ることができます。私たちも、イエス様を見習いましょう!
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●聖書個所(新改訳第三版):マルコの福音書1章21-45節
21 それから、一行はカペナウムに入った。そしてすぐに、イエスは安息日に会堂に入って教えられた。
22 人々は、その教えに驚いた。それはイエスが、律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように教えられたからである。
23 すると、すぐにまた、その会堂に汚れた霊につかれた人がいて、叫んで言った。
24 「ナザレの人イエス。いったい私たちに何をしようというのです。あなたは私たちを滅ぼしに来たのでしょう。私はあなたがどなたか知っています。神の聖者です。」
25 イエスは彼をしかって、「黙れ。この人から出て行け」と言われた。
26 すると、その汚れた霊はその人をひきつけさせ、大声をあげて、その人から出て行った。
27 人々はみな驚いて、互いに論じ合って言った。「これはどうだ。権威のある、新しい教えではないか。汚れた霊をさえ戒められる。すると従うのだ。」
28 こうして、イエスの評判は、すぐに、ガリラヤ全地の至る所に広まった。
29 イエスは会堂を出るとすぐに、ヤコブとヨハネを連れて、シモンとアンデレの家に入られた。
30 ところが、シモンのしゅうとめが熱病で床に着いていたので、人々はさっそく彼女のことをイエスに知らせた。
31 イエスは、彼女に近寄り、その手を取って起こされた。すると熱がひき、彼女は彼らをもてなした。
32 夕方になった。日が沈むと、人々は病人や悪霊につかれた人をみな、イエスのもとに連れて来た。
33 こうして町中の者が戸口に集まって来た。
34 イエスは、さまざまの病気にかかっている多くの人をいやし、また多くの悪霊を追い出された。そして悪霊どもがものを言うのをお許しにならなかった。彼らがイエスをよく知っていたからである。
35 さて、イエスは、朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。
36 シモンとその仲間は、イエスを追って来て、
37 彼を見つけ、「みんながあなたを捜しております」と言った。
38 イエスは彼らに言われた。「さあ、近くの別の村里へ行こう。そこにも福音を知らせよう。わたしは、そのために出て来たのだから。」
39 こうしてイエスは、ガリラヤ全地にわたり、その会堂に行って、福音を告げ知らせ、悪霊を追い出された。
40 さて、ツァラアトに冒された人がイエスのみもとにお願いに来て、ひざまずいて言った。「お心一つで、私をきよくしていただけます。」
41 イエスは深くあわれみ、手を伸ばして、彼にさわって言われた。「わたしの心だ。きよくなれ。」
42 すると、すぐに、そのツァラアトが消えて、その人はきよくなった。
43 そこでイエスは、彼をきびしく戒めて、すぐに彼を立ち去らせた。
44 そのとき彼にこう言われた。「気をつけて、だれにも何も言わないようにしなさい。ただ行って、自分を祭司に見せなさい。そして、人々へのあかしのために、モーセが命じた物をもって、あなたのきよめの供え物をしなさい。」
45 ところが、彼は出て行って、この出来事をふれ回り、言い広め始めた。そのためイエスは表立って町の中に入ることができず、町はずれの寂しい所におられた。しかし、人々は、あらゆる所からイエスのもとにやって来た。