<メッセージの紹介>
前々回から4回のシリーズで「山上の説教」の最後の部分を学んでいます。ここのみことばは非常に有名なので、ご存知の方も多いと思います。しかし、ここのみことばの認知度に比べて、意外と多くのキリスト教会で、ここのみことばから説教されていないように思われます。ここのみことばは、私が最初に(聴衆として)聞いた時には「聖書の中で、最も恐ろしい個所の一つ」と紹介されていました。確かに、私も、そのように思います。

どうか、想像してみてください。「自分は救われている!イエス様の贖いによって、私は間違いなく天へ行ける!」と思っていた者が、もしも万が一、永遠の裁きに下ってしまったとしたら、どれほど恐ろしいでしょう?しかし、イエス様は「そういったことが起こり得る!」しかも、『その日には、大ぜいの者がわたしに言う』とイエス様はおっしゃっておられます。

ここでイエス様は、本当は救われていなかった者たちが「間違った救いの確信」を持つに至った理由や根拠について教えてくださっています。一体なぜ、彼らは本当は救われていないにも関わらず、「私は救われている!」という間違った理解を持ってしまったのでしょう?もし、こういったことにご興味がありましたら、どうぞ、このメッセージを聞いてみてください。私たちは、聖書のみことばを説き明かすことで、皆様の霊的成長に貢献したいと願っています。

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<メッセージ動画の構成とタイムライン>
0:00 導入&命題:「間違った救いの根拠」とは、どのようなものなのでしょう?
3:02 Ⅰ・神様や救いに関する知識を持っているから!(21-22節)
4:14 ●注意点:偽りの信仰者と、にせ預言者とは違う!
6:12 ●正しい知識だけは持っている!
12:52 Ⅱ・信仰に関して、熱心であったから!(21-22節)
17:42 ●注意点:軽々しく、「救いの確信」を他人に与えるべきでない!
31:31 Ⅲ・様々な奉仕をしてきたから!(22-23節)
38:44 ●注意点:その人の生き方に焦点が当てられている!
45:20 <励ましの言葉>
47:59 メッセージ終了

●聖書個所(新改訳第三版):マタイの福音書7章13-29節
13 狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。
14 いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。
15 にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。
16 あなたがたは、実によって彼らを見分けることができます。ぶどうは、いばらからは取れないし、いちじくは、あざみから取れるわけがないでしょう。
17 同様に、良い木はみな良い実を結ぶが、悪い木は悪い実を結びます。
18 良い木が悪い実をならせることはできないし、また、悪い木が良い実をならせることもできません。
19 良い実を結ばない木は、みな切り倒されて、火に投げ込まれます。
20 こういうわけで、あなたがたは、実によって彼らを見分けることができるのです。
21 わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。
22 その日には、大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言をし、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇蹟をたくさん行ったではありませんか。』
23 しかし、その時、わたしは彼らにこう宣告します。『わたしはあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。わたしから離れて行け。』
24 だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。
25 雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。
26 また、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。
27 雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれはひどい倒れ方でした。」
28 イエスがこれらのことばを語り終えられると、群衆はその教えに驚いた。
29 というのは、イエスが、律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように教えられたからである。